Palm m100 復活

CIMG4572
以前に Tungsten C がブチ壊れて、その後は Palm 生活からおさらばしていたのですが、どうしても RPN 電卓*1と携帯プラネタリウムソフトが欲しくなり、押入から、昔、妻が使っていた m100 を復活させました。本体は見つかったのですが、どうしてもケーブルが見つかりません。ま、IrDA があれば何とかなるかな*2
ちなみに、m100 はこれ(↓)。

m100 というのは絶妙なデバイスで、もし、オークションで見つけたら是非ゲットしましょう。ポイントは、

  • OS 3.5.1 を搭載しているので、最近のソフトもまだ利用できたりする。(3.3 だと厳しい場合もある)
  • 電池が一般的な単4 (AAA) 乾電池なので、内蔵のリチウムイオン電池がヘタる心配とかしなくて良い。(ニッケル水素でも使えるっぽい)

これ以上新しい機種だと、乾電池タイプはなかなか見つからないと思います。
もっとも、CPU が DragonBall (68000) 16 MHz*3 で、LCD は 160 x 160 (モノクロ)なので、プラネタリウムを動かすのは厳しいのですが、表示する星の等級数を落とすなど工夫しています。
RPN と Planetarium の URL は以下の通りです。いずれもシェアウェアです*4

あと、BinCalc (昔流行ったのとは別みたい)が有用です。

組込プロセッサなどの低レベルプログラム(デバイスドライバとか)を書いたりデバッグしたりする人には、感涙ものの電卓プログラムです。なんと、32ビットレジスタのビットマップ on, off をビジュアルに操作しながら、その 32ビット 16進数表記を見られたりします。もっとも、昔の BinCalc も、あれはあれで便利だったんだけどなー。

*1:本当は HP のグラフィック電卓が欲しいんだけど、電卓専用(あたりまえだ)なのが難点です。

*2:Windows XP では IrDAPalm Desktop の組み合わせに癖があるが、 http://www.palmzone.net/content.php?pid=39 あたりが参考になる。

*3:浮動小数点演算器が無いながらも、1985年頃の Sun 2 ワークステーション並の性能があるわけで、少し驚き。

*4:私は RPN 3.0x の購入ライセンスを持っていたのですが、最新版ではサポート外れてた。がっくし。GPS 屋や天体観測などで 60進法計算が有用なので、最新版を買うかなあ。