Ubuntu で、はまる

USB メモリーUbuntu 7.10 入れてみたのですが、インストールはできたものの、その後のブートシーケンスがなんだかおかしくて、ときどき initramfs の busybox に落ちたり*1、だんだんとシステムが壊れていったりしてます。もう、Linux のブートシーケンスなんか良く分からなくなっていて*2、自力での修復もできずお手上げ状態になってきました。
だいたい、Ubuntu の起動って、デフォルトではブート時のカーネルメッセージや init のメッセージが全然表示されず、裏で何が起きているのか分かりません。これをイネーブルにする方法だってよく分からない*3。これは Windows の悪しき伝統と同じで、そんなもの真似しても誰も嬉しくないのではないか、と。ブート時に表示されるプログレスバーだって、Windows XP と同じで、大した意味があるものとは思えません。以前のバージョンの Ubuntu のほうが、もうちょっとまともだったなあ。Ubuntu 開発チームの勢力図に何か変化が生じているのかも。
あー、やっぱり NetBSD にするかな。NetBSD の起動シーケンスは勝手知ったるもので、おかしな挙動があってもある程度は追い掛けられますし。
Vodafone の通信カードをうまく認識しない問題は、カーネルのコンフィグレーションをいじることでうまく逃げられないかどうか、試してみようと思います。アプリ関係については、ここを見て、ちょっと安心してみたり。

後記

USB メモリに作った UbuntuThinkPad T42 で起動してみたところ、フロッピードライブからの応答がないぞー、と言いながらずっと待ち続けてました。数分待ってから、諦めて電源オフ。FDD なんて繋がってないんだけど。BIOS で何か設定しなくてはダメなのか? 長い間、Ubuntu って良くできていると思ってたけど、細かいところで、なんだか弱さが露呈するなあ。Ubuntu じゃなくて、Linux カーネルの問題かも知れないけど。

*1:なんか、微妙なタイミングの問題で USB メモリのファイルシステムにアクセスできなくなることがあるっぽい。

*2:2.6 系カーネルは、特に分からん。

*3:どこにマニュアルがあるのかも分からない。ESC キーを押すとテキストモードのブートに入るけど、カーネルオプションを与えないときの Ubuntu としての挙動がよく分からん。Ubuntu ってユーザー操作レベルのマニュアルは充実しているけど、こういう、舞台裏の情報が見つかりにくいんだよなあ。