極軸のずれと、ガイド誤差の関係 (訂正編)
今日は、空間幾何学を使ってちゃんと計算してみました。先日の話はインチキなので、フィーリング以外は全部忘れてください。すいません。今回は、次の 2つの星を使って極軸を修正する方法を考えます。
赤道儀の北極軸が真の北から右に角度で 、下に ずれているとします (いずれも十分に小さな値と仮定します)。このとき S が日周運動で角度 r 動いたとき、この極軸ずれの赤道儀で S を追尾すると、赤緯軸上で天の北極を正として角度 ずれることになります。つまり、ほとんどは の要素でずれる量が決まるのですが、r が十分に小さくないと の影響も受けます。
次に E を追尾した場合ですが、こちらは同様に赤緯軸上で角度 ずれることになります。つまりほとんどは の要素でずれる量が決まるのですが、r が十分に小さくないと の影響も受けることになります。
天気も良さそうだし、今晩ちょっと検証してみようかな。