丸ピンのワイヤラップ型ソケット見つけた

よくあるマイコンボード(PIC とか H8 とか)って、大抵、拡張用のコネクタが付けられるようになっています。
参考: http://www.eleki-jack.com/news/2007/06/ethernetcpu.html
しかし、大抵これって間隔 100ミルで平行に配置されているので、ブレッドボードに刺すときに困るんですよね*1。多くの人は、一列はピンヘッダを基板下に出して、もう一列は IC ソケットの穴を上に出したりとか工夫されているようですが、これだと、同じボードを正式版の装置に実装するとき不便です。
でもちょっと考えると、この二列の部分に長い足の丸ピンソケットとか実装しておけば良いように思えてきました。ブレッドボードの時は、一列だけソケット二階建てにすれば良い訳です。これでショートを防げます。(ブレッドボードに届かない端子は、IC ソケットの穴の部分にジャンパワイヤを刺せば良い。)
問題は、そのようなワイヤラッピング用のソケットが一般に売られているかどうかです。秋月の web サイトでも探してみたのですが、探し方が悪いのか見つかりませんでした。
その後、RS Components で見つけたのですが、DIP 型のワイヤラップソケットは多くの数量組の販売になっていて、かなり高価です。当初は DIP のソケットを二列にカットして使おうと思っていたので DIP を探していたのですが、よく探したら、SIP のワイヤラップ用ソケットがちゃんとラインナップされていました。おまけに DIP と違って少量梱包なので比較的購入しやすいです。じゃん!

よーし、これで行くか。(どこにだ)
ハード屋さんの人で、もっとうまいアイデアをお持ちの方は、こっそり教えてください。。。

後記 (2月5日)

ソケットが届いて実験をしてみたのですが、一つだけ大きな問題が! ラッピング用のソケットはピンが太く、基板の穴には収まるものの、これを別の IC ソケットに挿すことはできないのでした。ちなみにピンの径は(円形ではないのだが) 0.8 〜 0.9mm ほどあります。サンハヤトのブレッドボードの穴にぎりぎり収まる太さです*2

*1:端子がショートしてしまう。

*2:マニュアルでは、0.3 〜 0.8mm のワイヤを使用するように書かれているので、やや仕様オーバーです。