ESD 対策

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いままで、うやむやに済ませてきたのですが、真面目に ESD (静電気放電)対策を取ることにしました。電子工作では、静電気に敏感な部品を破壊しないように、そのような部品に触れるときには静電気を逃がすことが必要なのです。これに加えて、昨日購入したハンダゴテが 3ピン電源プラグということもあり*1、作業机の周りを完全 3ピン化(NEMA 5-15 というのか?)することにしました。
まず最初に、部屋の中でアースを探します。一つは、OA 用(?) 3ピンコンセントで、もう一つはエアコン用のアース端子でした。前者は机から遠いこと、また、前者と後者の間の抵抗をテスタで計ったところ 1オーム(Ω)以下だったので同一系統と考え、後者からアース線を引くことにしました。
既に作業机の近くに引かれているテーブルタップは、アウトレット側は 3ピンなのですが、プラグのほうは 2ピンなので、まずは、このテーブルタップのアース線をエアコンのアース端子の落としました。さらに、そこからアース線を作業机まで引いて ESD 対策用アースとしました。実際にリストストラップを使うときは、リストストラップに 1MΩの抵抗が入っているので、安全上はほぼ問題ないかと思います。あとは、作業机の上に導電性マットを敷けば完璧なのですが、これは高価だったので、アルミフォイルか何かで自作しようと思っています。
ところで今回、延長用のテーブルタップを探しに行ったのですが、アウトレット側、プラグ側が共に 3ピンになっているものが少なくて探すのに苦労しました。私は今回、サンワサプライの TAP-3651E というものを買いましたが、他にはエレコム社のものしか見つからず、こちらは 5m の長さのものしか見つからなかったので、サンワサプライのものを購入しました。
なお、最後にテーブルタップのホットとコールドの極性も確認しておきました。

その他

他に、上の作業で必要になったものを近所のホームセンター「ユニディ」に買出しにいきました。買ったのは、以下のものです。

  • 2SQ の電線(緑色のもの) × 6m
  • Y型ターミナル
  • ターミナルの圧着器*2

*1:静電対策されたハンダゴテなので、グラウンド端子が付いていて当然なのですが。

*2:今までテキトーにごまかしていたが、先日の CQ 誌を見たら安価なものがあることが分かったので、ようやく購入した。