IF アンプの調整

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またもや無線機キット K2 ネタです。
K2 には、多くの調整箇所があるのですが、昨晩は、IF アンプ(中間周波増幅器)にある L34 という可変インダクタの調整ではまってました。最初、耳で聞きながら S/N 最良の場所を探していたのですが、特性が非常にブロードで、ピークが分かりにくいのです。その後、Spectrogram というソフトを PC で動かして、周波数スペクトルを見ながら調整したのですが、やっぱり分かりにくいです。インダクタのコアを 90度くらい回しても、ほとんど特性が変化しません。
逆にいうと、それほど神経質にならなくても良い調整箇所なのかも知れませんが、Spectrogram の波形を見ていると、元音声技術屋のプライド(← そんなの無いから!)が刺激されます。まずは、こんな資料を見つけました。

ここに、Spectrogram を使った L34 の調整法が出ているのですが、それほど画期的な方法とも思えません。まさに、昨日私が試したことそのものです。やっぱりアレかな。デジタルフィルタのコードを書いて、S/N を数値で表示しながら調整するような方法を考えるかなー。ま、急がないから、のんびりやろうっと。
ちなみに L34 は、右上の写真(リンク先)を開いて、写真にマウスカーソルを当てると場所が分かります。

Audacity が使えるかも

昨日は(たぶん古いバージョンだったので)気づかなかったのですが、最近の Audacity では、フィルタリングしたり、FFT 分析の結果を吐き出したりできるようです。このほうがお気楽かも。