電源を USB ハブ供給にしたら…

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国際ビーコンモニタ Faros と SoftRock の話題です。
今まで、サウンドカード Creative Digital Music SX の電源をセルフパワーで使っていたのですが、今日、試しに USB ハブからのバス供給にしたら、なんだか Faros のスペクトル表示にノイズが乗りまくっています。最初、「こいつは、USB ハブからプアな電源が供給されているからではないか!」と思ったのですが、それよりもオーディオラインを通じて高周波ノイズが重畳しているように思えてきました。
サウンドカードをセルフ電源に戻し、AC プラグをいろいろ違うところ(無線機用のコモンモードフィルタの内側とか)に変えたりすると、ノイズの乗り方が変わってきます。試しに、手元に転がっていた巨大なフェライトコアを、オーディオケーブルに巻きつけてみたところ、劇的にノイズが減りました。私はよく分からないのですが、どうも、グラウンドループとか、高周波ノイズのコモンモード回り込みとか、そういうことが起きているようです。アナログの世界は、奥が深いです。
そういえば、このあいだ、ある人のウェブサイトを見たら、SoftRock のインターフェイスをあちこち改造している人がいました。オーディオインターフェイスにトランスを挟んでアイソレーションしたり、いろいろ工夫されているようです。
右上の写真は、最初のころ、サウンドカードの電源をハブ供給からセルフ供給に戻した瞬間です。上述の通り、必ずしも Creative の電源周りの設計が悪いという訳ではなさそうなので、念のため。