仕様書の読み方とか
なんか、また愚痴日記っぽくなってきましたけど。
デバイスの仕様書とかエラッタとか読むとき、人によっていろいろな読み方があるので勉強になります。一つは、例えば設定レジスタがたくさんあるとして、それらを全て何らかの値で埋めないと気がすまないタイプです。デフォルト値があるとしても、まずは全部設定しようとして、とりあえず動かす前にドツボにはまってしまうタイプです。
もう一つは、仕様に複数の解釈ができるとき、その解釈を読み広げることなく、自分にもっとも都合の良い解釈で満足してしまうタイプです。極めて意地悪で特殊な解釈は別として、容易に複数の解釈ができる場合、まあ、仕様書に問題があるのは間違いないのですが、安全側に倒した解釈をするのが妥当じゃないか、って思います。
こういうのは、悲観主義、楽観主義とはまた別の、技術者的センスのように思います。(おしまい)