EX-V8 のダイナミックレンジ拡大を試してみた

昨日の日記で、ariyama さんに「EX-V8 にはダイナミックレンジ拡大の機能がある」という御指摘を受け、早速試してみました。効果を明確にするために、「+2」のモードを選びました。
結論から言いますと、同じ構図で A モード(絞り優先モード)で撮影した場合、自動的にシャッター速度が 1段以上速くなり、その代わりに暗部を持ち上げるような補正効果があることが分かりました。M モードで比較した場合にも同様な効果がありますが、シャッター速度が変わらないために、ヒストグラム上、量子化値の低いほうの情報が減る傾向にあります。つまり M モードで撮影する場合には、できるだけ白トビ(量子化の上限オーバー)が起きないように露出を低めに調節して撮影すると、割と良好な結果が得られるのではないかと思いました。
いずれにしても、おそらく撮像素子の特性そのものが変化しているわけではないと思うので、暗ノイズが強調されるのではないかと想像されます*1。ただし、JPEG 圧縮前に画像処理をしていると想像しますので、明暗差の激しい構図で EX-V8 を使って撮影をする際には、ダイナミックレンジの拡大を適用する価値はあるかも知れません。(歯切れが悪いのですが、主観が混じるので御容赦。)
撮影例は、今度載せます。(たぶん)

*1:まだ、ちゃんと見ていない。