電波時計の「正しい」合わせ方

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電波時計が一般的になってきましたね。皆様のおうちの電波時計は、ちゃんと電波を受信できていますでしょうか。うちは団地族(別名、アパマン)なためか、全然ダメです*1。一番ひどいヤツは、正しい時間に比べて 2分くらいずれています。一体、前回いつ電波を受信して補正できたのでしょうか。
(追記: jr7cwk さんのコメントにもあるように、家にある電子機器による電磁ノイズの影響も大きいようです。家中の電子機器の電源を落としておくと、時刻を良好に受信できる経験をしたことがあります。)
そんな訳で、今日は電波時計の時刻設定大会をしました。それも、朝の出勤前に。いつもは、ベランダの柵に立てかけたり、エアコンの室外機に載せたりしていたのですが、これだとなかなか受信できません。いずれも近くに鉄筋や金属板があったりして、どちらもアースされているらしく、近くで電波を良好に受信するのは困難な環境です。本来であれば、長波の受信に適した夜中に「設定大会」をすれば良いのでしょうが、それも面倒です。
今日は、新たな方法を考えてみました。電波時計の近くに金属や人体があるからいけないのでしょうから、そこからできるだけ離せば良い訳です。でも、どうやって? 今日試したのは、洗濯ネットです。大抵のおうちにあるでしょうけど、ない場合はスーパーで買ってきましょう。(男性の場合)こっそり奥様に訊ねたりするのはお勧めしません。
閑話休題。そんでもって、写真のように洗濯ネットに電波時計を収め、洗濯ハンガーに吊るします。時計には重いものもあるので、たくさんの洗濯ばさみをつかってしっかり固定しましょう。落っこちて壊れても、私は責任を負いかねます。
この条件で、家中の 3台の電波時計を強制受信させてみました。あまり期待してなかったのですが、なんと、いずれも短時間で受信が完了しました。うちのビーコンモニタを見る限り、今日の電離層電波伝播が特殊な条件であったこともないようです。本来であれば、バーアンテナの指向性を合わせるのがベターなのでしょうが、私の場合は、あまり気にしませんでした。できたら、時計の平らな面を送信局*2に向けるとベターかも知れません。
ぜひ、お試しくださいませ*3

*1:鉄筋の建物は、波長の長い電波を遮蔽するので、電波時計には厳しい条件となります。

*2:東日本の方は、福島県方面。西日本の方は佐賀・福岡県方面。

*3:ないとは思いますが、金属を蒸着したり編み込んだりしたような特殊な洗濯ネットは不可です。できるだけ金属や人体から離しましょう。