フォーサーズ(4/3")とか 1/1.7" って何?

よく、撮像素子(CCD や C-MOS センサ)のサイズを 4/3" とか 1/1.7" とか言いますが、一体これは何なのでしょうか。いろいろ調べると、かつてのテレビカメラ用撮像管に基づく数字だと出てくるのですが、それ以上詳しい情報は見つかりませんでした。今日になって、ようやく少し詳しい情報を見つけました。

それによると、4/3" のような数字は本来テレビカメラ用撮像管のガラス外径から来ているものだそうです。この数字と、レンズで結像させるイメージサークル径の間には厳密な変換式がある訳ではなく、おおむね、ガラス外径の 2/3 が素子上に得られる像の対角距離になるというくらいの意味だそうです。(上記サイトの説明による。)
具体的には、1" の撮像素子では、アスペクトレシオ 4:3 の場合で 12.8 × 9.6mm に相当するそうで、あとは大体これに比例して決まるようです。
ちなみ表題に戻りますと、4/3" だと 18 × 13.5mm*1、1/1.7" だと 7.6 × 5.7mm くらいのようです。

*1:これは、フォーサーズ規格で決まっている。