電気の分かれ目

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最近、ある試験勉強をしているのですが、その影響で、電力の送配電の仕組に少し興味を持っています。
世の中には、鉄ちゃんと呼ばれる鉄道ファンがありますが、一方で、鉄塔ファンあるいは送電ファンという人たちがあることを知りました*1。こんな感じです。

実は…私もこういうの好きです。子供の頃、近所で電柱を見上げながら散歩していたことあります。ちなみにこういうファンの方は相容れない場合が多いようで、上にリンクしたある方は、鉄塔や電柱は好きでも、アンテナには興味をお持ちでないようです。私はどっちかというと、アンテナのほうが好きだな。こんなのとか。

それはさておき。この方々のウェブを見て、私もさっそく電柱を追っかけてみました。実は先日の計画停電で、同じ町内なのに、うちは停電なのに、あるお店が普通に営業しているのを見て、驚いたからです。
電柱の頂上近くにある 6600V の高圧線を追っていったのですが、件のお店まで辿っても、普通に電線が繋がっているように見えます。おかしいです。そんなはずはない! ということで、今度は電柱の番号(標識?)を確認しながら、家まで戻ります。途中で、こんな怪しい電柱を見つけました。

一見すると左右で繋がっているように見えますが、実はあいだに開閉器(PAS というらしい)が入っているのでした。それもよく見ると、表題の写真のように、「常時開放」というプレートが付けられ、左が「鶴ヶ丘線」、右が「鶴の台線」と書かれているではないですか! どうも、ここが二つの配電系統の境目になっているようです。個人的には、すごい発見をした気分でワクワクしました。われながらマニアですね。
一つ収穫は、ここが境目ということは、ここから逆に辿っていけば、いつかは配電用変電所に着くということです。もっとも、配電線(?)は途中で分岐したりしているので、どちらが正しいルートかは、よく分かりません。かなり根気のいる作業になりそうです。

後記

待てよ。これも切れてないか? (別の場所で撮影)

また今度、確認してみよう。

*1:これも鉄ちゃんだ。