Arduino Pro Mini → 百葉箱キット → Atmel AVR Dragon

暑くて頭がオーバーヒートしてきて、つい、現実逃避にも熱が入ります。
最初、周波数カウンタを CPLD で組む検討をしていて、CoolRunner II の評価ボードを使おうと思っていたのですが、そいつの I/O 電源が 3.3V なので(CoolRunner II は 5V 対応してないし)、3.3V のマイコンボードを探してました。PIC は嫌なので Atmel を考えているのですが、例の Arduino の Pro (あるいは Pro Mini)というヤツが 3.3V 対応であることを発見しました*1。プロトタイピングには便利かな、と。こいつは FTDI の USB インターフェイスを持っていないので、別に必要です。SparkFun の FTDI Basic Breakout - 3.3V (DEV-09873) ってのが使えるそうです。
この辺から脱線が始まります。SparkFun のサイトでセンサを眺めていたら、こんなの発見。

時間ができたら作ろうと思っていた私のネタが、一枚のボード上に収められているのでした。Arduino 互換になっていて XBee まで載せられるのが、気が利いています。なんだ、自分でボード組まなくていいんじゃん。さらに、風速計や雨量計まで繋がるそうで、子供の頃からの夢である、「My 百葉箱」が容易に実現できそうな気がしてきました。
脱線はまだ終わりません。Arduino を使うのは良いとして、デバッグはどうしよう、と考えてました。ATmega168 には debugWIRE とかいう機能があって、インサーキットデバッグができるらしいです。対応している ICE を探してみたのですが、マルツで売っていたりするのは高ーい。47,000円も払えませんよ。
調べてみると、JTAGICE 3 ($199)とか、AVR Dragon ($49) でデバッグできるみたいです。これらの機能の差分がよく分からないのですが、まあ、200ドルくらいなら払ってもいいかな、と。ま、デバッグが必要になった時点で検討しませう。
そろそろ仕事に戻ります。

*1:5V モデルと 3.3V モデルが個別に売られている。