レンズの実験 Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED + Ai AF-S TELECONVERTER TC-17E II 編
恒例の、手持ちレンズ特性実験をしてみました。今回は、ニコンのサンヨンと 1.7倍のテレコンバータの組み合わせです*1。
私のやり方は、JPEG ファインモードで撮影して(可能ならば、サイズ優先ではなく、画質優先)、ファイルサイズを比較するという方法です。
まず最初に、D7000 の AF 微調整を確認してみました。+20 から -20 まで、最初は粗く、最終的には 1ずつ振って、5枚くらいずつ撮影して、平均を取ってみました。結論からいうと、出荷時にかなりチューニングされているらしく、微調整値は +/-0 がもっとも高いコントラストで撮影できているようです。以下に、最後の結果だけ示します。右の数値は、5枚の JPEG ファイルサイズの合計です。
+3 36050687 +2 36069134 +1 36075710 0 36272920 -1 36102381
次に、絞りと画質の関係です。38メートルほど離れた被写体にピントを AF で合わせながら、最初は 3枚ずつ撮影しました。まず最初に、粗調整です。
F6.7 21708421 (開放) F9.0 21811194 F13 21650032 F18 21316380 F25 20757909 F36 20406909 F51 19679034
絞りを絞っても、ほとんどコントラストは上がらないようで、1段絞りくらいが適当なようです。最終的には 5枚ずつ撮影し、以下まで微調整しました。
F10 36364131 F11 36580782 F13 36225043
結論としては、F11 (1+2/3 段絞り)のときが、おおむね最大のコントラストで取れることが分かりました。
*1:シリアル番号は、前者が 322xxx で、後者が 357xxx です。