Bitcoin は今や食卓の話題だが、技術を理解している人は少ないと思う


最近は Mt.Gox 問題や新聞記事、NHK の番組もあってか、近所の「社食」でも暗号通貨 Bitcoin の話題で持ち切りですが、技術的な要素はあまり理解されていないように思います。大抵のウェブサイトを見ても、「Bitcoin は高速なコンピュータに難しい計算をさせることでその安全を保っている」くらいの説明しかなく、なぜ Bitcoinトランザクションは安全と考えられるのか、マイニング(発掘)とはいったい何をやっているのか見えにくいと思います。かと言って数学や暗号学にでも通じてなければ Nakamoto 論文を読むのも骨が折れます。
そんなことを思っていたら、IEEE Spectrum に分かりやすい図が載っているのを発見しました。誰の言うことも眉唾だけど IEEE なら信じる、という技術屋も多いと思うので 引用しておきます。
いずれ、中学や高校あたりで「暗号学の基礎」、「情報セキュリティ」に加えて「暗号通貨」に関する授業があるかも知れません。ま、暗号通貨はともかく、前者 2つくらいはすぐにでも始めたほうが良いと思うんですけど。。。ま、日本の文部科学省が他国に先んじてやるとは思えないので、しばらくは家庭内の教育が必要かも知れませんね。