シフトケーブル交換

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今日は、自転車のシフト(変速機)ケーブル(フロント、リア)を交換しました。ストローみたいなパイプもなくなり、ワイヤーには専用のグリスも塗りこみ、ディレイラーの摺動部にルーブを差しました。フロントはそれほどでもないけど、リアはかなり軽くなりました。

作業のコツ

アウターケーブル*1を切るとき、注意しても中のライナー*2が潰れてしまいがちです。これが一度潰れてしまうと、インナーを傷つけずに外側から広げるのは厄介です。私が今日、作業を終えてから思いついた工夫は、アウターをカットする際に反対の口からインナーを途中まで差し込んでおき、カットしてライナーが潰れてしまった際は、内側からインナーを通すことでライナーを広げるという方法です。内側からならば容易に潰れを広げることができます。
ちなみに、アウターの片側だけをカットするなら深刻にならなくても良いのですが、アウターに印刷されているロゴを綺麗に見えるようにしようとすると、両側をカットしたくなるでしょ?

その他感想

アウターをカットするとき、中に複数の鋼線が入っていて、バリバリバリという音がします。これ、思いました。絶対に電気工事用のニッパとか使っちゃだめです。刃が欠けるかも知れません。専用のケーブルカッターを使いましょう。シマノのだと、3000〜4000円くらい。一昨日の日記参照。

参考

ここの、「アウター」の項がとても参考になります。

筆者の方、どうもありがとうございました。

*1:自転車のケーブルは、ブレーキにしてもシフトにしても、インナーとアウターでできています。アウターはただの外装ではなくて、こちらにもスチールのワイヤーが入っており、二つのワイヤーの位置差を利用して力を伝えています。

*2:アウターは、外側から「樹脂の外装」、「複数のステンレスワイヤー」、「樹脂の内装」から構成されています。この「内装」がライナーで、インナーの滑りを良くするために挿入されています。