可変定電流回路(工作ネタ)

いろいろ電気で実験するとき、電源は必須です。私は、もともと無線機用に作られた可変電圧(数〜15V程度)で 30A くらい得られるシリーズレギュレターを持っています。
これはこれで重宝しているのですが、追加で欲しい機能が二つほど。

  • 5Vの定電圧出力

普段は、DMM で電圧見ながら使っているのですが、カチッと 5V 出せたら嬉しいです。ま、7805 あたりで自作すればよろしい。
もう一つは、

  • 定電流回路(電流リミッタ)

です。実験をしているときは、いろいろ配線間違いをする可能性があります。私の持っている電源は 30A くらい取れるので、下手をすると(下手をしなくても)、電線が容易に燃えてしまう威力があります。これは危険です*1
ビール飲みながらでも気軽に実験できるようにするには、電流リミッタが欲しいところです。7805 を使えば、勝手に 1A 強程度のリミッタが入りますが、職場の実験室にあるような、可変型の電流リミッタがあると嬉しいなあ、と。簡易型の充電器にもなりますしね。
いま、いろいろと可変型の定電流回路を調べています。実験用電源装置は意外と高価なので、自作できないかと検討中です。

ちなみにお金があれば

こんなのを買えばバッチリです。5V の「カチッ」は無理ですが、電圧表示がありますしね。

A&D 直流安定化電源 AD-8723D

A&D 直流安定化電源 AD-8723D

*1:「今日まで」覚えている知識によれば、30A を流すには 3.5ミリスクエア程度の絶縁電線か、5.5ミリスクエア程度のケーブルが必要です。(ケーブルは熱がこもるので、余裕が必要らしい。)