wpa_cli と格闘中
wpa_supplicant というのか、wpa_cli というのか、よく分からないのですが、格闘中です。
やりたいのは、2つの AP (SSID) を記述しておいて、
- 見つかったネットワークに勝手に繋がって欲しい
- 優先度を指定したい
ということです。
試しに Raspbian の GUI で AP 設定を追加したら、/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf がこんなふうになりました。
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="hogehoge"
psk="himitsudayon"
proto=RSN
key_mgmt=WPA-PSK
pairwise=CCMP
auth_alg=OPEN
}
network={
ssid="fugafuga"
psk="koremohimitsu"
proto=RSN
key_mgmt=WPA-PSK
pairwise=CCMP
auth_alg=OPEN
}さて、この 2つの network をどうやって選択するのでしょうか?
最初、適当に /etc/network/interfaces を覗いてみたのですが、GUI を触っても、特に更新されている気配がないので関係なさそうです。以下のサイトを見ていたら、wpa_cli というコマンドで、select_network というサブコマンドでネットワークを切り替えられることが分かりました。
ネットワークの指定は番号で、この番号は wpa_cli list コマンドで得られます。
なお、上記の hogehoge と fugafuga はそれぞれ network 0 と 1 になるのですが、これを有効無効にするにはどうしたら良いのかというと、wpa_cli enable_network とか disable_network とかいうサブコマンドがあります。なるほど。
ところで、上記のようなコマンドで設定しても、OS をリブートすると忘れられてしまいます。この設定はどこに保管されるのでしょうか?
と思って調べたら以下の説明を見つけました。
どうも、wpa_cli を対話モード(サブコマンドなし)で起動しておいて、save_config とやると設定が保存されます。どこに保存されるかというと、上記の wpa_supplicant.conf のようです。いろいろ実験してみると楽しいです。(オリジナルファイルはバックアップしておいたほうが良い。)
さて、優先度設定のほうは分からないのですが、とりあえず、wpa_supplicant.conf に書いた順に接続を試みられると思っておきます。
今日は、ここまで!