(たぶん)絶対に狂わない時計をゲットした

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昨日入手した Conexant Jupiter T TU60-D120 GPS モジュールですが、ようやく GPS 衛星へのロックを確認できました。…というのは実は自信ないのですが、たぶん、大丈夫です。
最初、RS-232 のドライバ回路を組み立てて、コマンドインターフェイスを動かさないと確認できないなあ、と思っていたのですが、うまい方法を思いつきました。この GPS モジュールは、GPS を受信すると、1pps 出力が UTC協定世界時)に同期します。つまり、1pps 出力が 117 の時報JJYBPM に同期していれば、おおむね、GPS にロックしていると考えて良さそうです。
実際、最初に電源を投入してから 1pps は出力されているのですが、これは UTC に同期していません。アンテナを屋外に設置して、しばらく(8分くらいか?)放置したところ、1pps が 117 の時報に同期するようになりました。本当は、1pps をサウンドカードか何かで連続受信して、どのように同期するのか調べたかったのですが、とりあえずそれは諦めました。
一度同期すると、ずうっと放置しておいても、UTC に同期し続けています。いやあ、すばらしい。子供の頃から夢だった、「絶対に狂わない時計」を手に入れました。(オタクですね。)
実際には、GPS に同期しているだけなので、正確な時計と呼ぶのははばかられる点もありますが、「10万年に一秒しか狂わない電波時計!」とかいう宣伝で売られている目覚時計よりは罪がないかと*1
実は、これ以外にルビジウム周波数標準(つまり原子時計)を持っているので、今度、そちらの精度も確認してみたいと思います。

*1:前にも書きましたが、1pps は UTC に対して 25ns (1σ)くらいで同期しています。