Garmin Fenix の気圧計精度ってどんなもん?

だいたい高度の分かった場所で Fenix に高度を与えて気圧計をキャリブレーションすると、気象庁が発表している 1時間毎の気圧と、ほぼ 1hPa 以内くらいの誤差で海面更正気圧が表示されます。これは素晴らしい。実際、高度が 9m くらい違うと 1hPa くらいの気圧の違いとなるので、GPS の高度誤差を考えると、それほど神経質になってもしょうがないのかも知れません。しかし、測定フェチとしては、誤差が知りたい!
Fenix には、高度を与えて海面更正気圧との差を計算する以外に、海面更正気圧を与えることで高度を補正することもできます。これを使えば、ビルの中などでも測定場所の正確な高度(標高)が分かると思うのですが、実際には、海面更正気圧の計算には気温も影響するようなので(空気は暖かいほど軽い!)、うまくありません。どうしたらいいんでしょうか。
今のところのアイデアは、国土地理院の地図を使って現在地の標高を調べて、それから Fenix で相対高度を測り、ビル内の高度を推測するという方法です。Fenix を腕に付けていると腕の温度で計算してしまうかも知れないので、予め腕から外しておいたほうが良いかもですが。これで、ビル内の高度が分かります。(ちなみに、商業ビルでは、1階分の差がおおむね 4m のようです。)
あとは、Fenix に高度を設定すれば、気圧計の精度が分かるかな? ところで室内の温度が高い場合、室内と室外では空気の密度が異なると思うのですが、対流が起きてますよね、やっぱり。気圧への影響はどうなるんでしょうか。ベルヌーイの定理??
妄想はやめて、仕事しようっと。