「技術者のためのプリント基板設計入門」

最初、「PIC マイコンでつくるインドア・プレーン」を見てたんですけど、基板製作に関する情報は(確かに内容は濃いのですが)ページ数があまり多くなく、結局、こちらの本を買ってしまいました。

「インドア・プレーン…」のほうは、本当に著者の方の創意工夫に舌を巻きます。特に、OHP シートを使ってトナーをエッチングマスクにするなど、かなり試行錯誤されたのではないかと思います。また、出てくる写真を見ると工作がとても丁寧で、同時に手先の器用な方なんだなあ、と感心しました。
ちなみに購入した「技術者のためのプリント基板設計入門」は、8割方、プロのための本です。ただ、仮に EAGLE Layout Editor で素人が基板設計する場合でも、電源ラインの引き方とか、どのくらいの線幅、クリアランスで設計するかとか、VIA*1 の上手な使い方とか、参考になりそうなので買ってみました。

*1:小文字で via だと思っていたのですが、Vertical Interconnect Access の略だそうなので、英語の原則に則って大文字で書いてみました。