水平エレメントの細いヘンテナ

Hentena simulation
以下、あくまでもシミュレーション上の話ですので、御了承ください。
ヘンテナを 4nec2 でシミュレーションしていたのですが、奇妙なことに気づきました。水平偏波に設置した場合に水平に設置されるエレメントを、垂直のエレメントよりも細くしたほうが SWR が低くゲインの大きなアンテナになるのです。これを、強調して表したのが右上の図です。うまくやると 5.5dBi くらいまで得られます。SWR はシミュレーションでも、ほぼ 1.0 に落ちます。
通常の製作記事を見ると、水平エレメントをアルミパイプなどで作り、垂直エレメントは銅線などで作っているケースが多いです。しかし、シミュレーション上は、それだと SWR がうまく落ちないんですね。エレメントの分割セグメント長を確認し、NEC のセグメントチェックをかけてみましたが、特におかしな点は見当たりません。また、エレメント長は、中心周波数に対して十分に最適化しているつもりです。
来週製作しようと思っているのですが、このシミュレーション結果に従うかどうか、悩んでいます。